「リセマラ」とは?意味ややり方、メリット、注意点をわかりやすく解説


2026年6月25日


「リセマラ」は、ガチャを引いてキャラクターを獲得するゲームで、展開を有利にするための手段として知られています。


当コラムでは、リセマラとはなにかをまず解説したうえで、具体的な手順やメリット・デメリットを解説します。さらに、ゲーム会社がリセマラをどう見ているかも掘り下げました。コラムを読むことで、リセマラの全体像が正しく理解できます。


「リセマラ」とは

リセマラとは「リセットマラソン」の略称です。ガチャでキャラクターを獲得するタイプのゲームでは多くの場合、ゲームを開始してチュートリアルを終えた段階で無料のガチャが用意されています。そのとき、目当てのキャラクターが出るかどうかは運次第で、最初に獲得したキャラクターでゲームを進める人もいます。


しかし、「目当てのキャラクターが絶対に欲しい」、「強いキャラクターを揃えてゲームを有利に進めたい」と熱望する人も少なくありません。そういった気持ちが強いことから、希望するキャラクターを獲得するまで、アプリのリセット(アンインストール)、インストール、ガチャを繰り返す作業が俗にリセマラと呼ばれています。


インストールやチュートリアルには時間がかかるので、一連の作業がまるでマラソンのように長く続くことから、リセットマラソンと呼ばれるようになり、その略称であるリセマラとして定着しています。


リセマラが行われる主な目的

プレイヤーがリセマラを行う最大の目的は、ゲーム初期に獲得できる範囲で強力なキャラクターやアイテムを入手することにあります。これによってゲームのスタートダッシュが可能となり、その後のゲームプレイを有利にすることが可能となります。


また、好きなデザインのキャラクターや、思い入れのあるキャラクターを確保してプレイを始めたいと思う人もいます。この場合、強さではなく愛着や楽しさがリセマラに挑む原動力です。


強さ、愛着のどちらの場合にしても、満足できるキャラクターをもってゲームを始めれば、初期の課金を抑えられるメリットもあります。また、ゲームスタート時点では初心者特典でガチャが無料で大量に引ける点もリセマラの背景にあるでしょう。


リセマラはやるべき?必要かどうかの判断基準


ここでは、リセマラは本当に実施するべきなのかどうかについて解説します。


まず結論を書きますが、リセマラを実施するうえでは注意すべき点もあるため、当コラムではリセマラを推奨するものではありません。これを踏まえて、実施する前に当コラムの「リセマラのデメリット・注意点」を読んだうえで、総合的に判断するようおすすめします。


リセマラをした方がよいケース

基本的に、ゲーム開始直後のガチャで排出されるキャラクターや装備の性能差が極端に大きいゲーム、序盤から高難易度コンテンツや対人戦があるゲームであれば、リセマラの価値が上がります。


これらはプレイする前なのでプレイヤー自身ではわかりませんから、各タイトルの初期の進め方をガイドするサイトで情報を得てください。


また、「どうしても特定のキャラクターが欲しい」、「そのキャラクターがいない状態でプレイしたくない」といった熱烈な推しがある場合もリセマラに時間を使う甲斐があるでしょう。


リセマラをしなくてもよいケース

そもそもリセマラを行う必要がないように、ゲーム開始時のガチャが何度も引き直せるゲームもあります。欲しいキャラクターが選択できるゲームもあるので、このような工夫が盛り込まれたタイトルならリセマラは不要です。また、リセットや再インストールに時間がかかるゲームでも、リセマラに時間をかける意味は相対的に低下します。


さらに、プレイを進めていく中で無償のガチャ用のゲーム内通貨やチケット、石などがたまっていくケースもあります。ほかにも何らかの条件をクリアすることで強力なキャラクターが手に入るゲームも存在しますから、手間暇をかけてリセマラに挑む必要を解消したゲームも少なくありません。


根本的にキャラクターを獲得するゲームの多くには育成システムがあり、プレイする中で強化していけば、ゲーム開始時の差は埋まっていくケースが多いです。そのため、リセマラに要する時間をプレイにつぎ込んだ方が得策と考える人もいます。


リセマラの基本的なやり方

ここではリセマラを実施するうえでの一般的な流れを紹介します。ただし、ゲームによって細かい方法は異なるため、詳細を知りたい人は公式情報やゲーム内ヘルプ、ゲーム初期の攻略方法を書いたサイトなどを確認することをおすすめします。


STEP1:アプリをインストールする

まずは、App StoreやGoogle Playなどのアプリストアから、対象となるゲームをダウンロードしてインストールします。


この際、ゲームの初回起動時には、利用規約やプライバシーポリシーへの同意を求められます。また、プレイヤーの名前を入力する画面が表示されることも多いですが、後から名前を変更できないゲームもあるため、プレイヤー名の登録には気を配ってください。


STEP2:チュートリアルを進めてプレゼントやログインボーナスを受け取る

ゲーム起動後はチュートリアルを指示通りに進めます。多くのゲームでは、チュートリアル中、あるいはその直後に無料のガチャを引くためのゲーム内通貨やガチャチケット、石などが、プレゼントやログインボーナスの形で配布されます。ここからがリセマラをするかどうかの分かれ道です。


STEP3:ガチャを引いて目当てのキャラ・装備が出なければデータを削除してやり直す

配布されたチケットや石などでガチャを引き、望むキャラクターが獲得できればリセマラは必要ありません。しかし、望みが叶わなかった場合、リセマラの開始です。


一般的な方法としては、まずゲームアプリをアンインストールし、再度ストアからインストールし直します。ただし、ゲーム内の設定メニューの中に「データリセット」の項目が用意されている場合は、アプリを削除することなく瞬時にデータを初期化できるため、その機能を活用してSTEP1またはSTEP2の段階へと戻ります。


望むキャラクターが手に入るまで、上記の工程を反復するのがリセマラの流れです。


リセマラのデメリット・注意点

リセマラには、メリットだけでなく注意すべき点やデメリットが存在します。そのため、ぜひ以下の記述を読んだうえでリセマラを実施するかどうかを選択してください。


時間と手間がかかる

リセマラは欲しいキャラクターが手に入るまで続ける行為なので、何時間かかるかは運次第です。少ない回数で望みのキャラクターが手に入ればさほど負担はありませんが、リセットや再インストールを数十回繰り返すことも少なくありません。


1回のリセマラにかかる時間はゲームによって大きく異なりますが、チュートリアルの戦闘や解説が長いタイトルでは、1回に数十分を要することもあります。すると結果的に膨大な時間を使うことになってしまいます。


また時間を使うだけでなく、同じ画面を何度も見る退屈さやストレスも注意すべき点です。そもそも娯楽のためのゲームなのに、まだ始まってもいない段階で苦痛を感じる作業を繰り返すと、そのゲームへの熱量が削がれる可能性があります。


通信量や端末容量を消費しやすい

通信量や、端末のストレージ容量を消費することもリセマラの注意点です。近年のゲームは高画質化が進んでいますし、フルボイスのものも多いため、ゲーム全体のデータ容量が数GBから数十GBに達することも珍しくありません。


リセマラは再インストールやデータのダウンロードを何度も繰り返す行為なので、莫大な通信量を伴います。これをモバイルデータ通信(キャリア回線)で行ってしまうと、あっという間に通信制限がかかるリスクがあります。


これを踏まえて、リセマラを実施するのであれば、高速で安定したWi-Fi環境下で実施しましょう。


目当てのキャラが必ず出るとは限らない

リセマラの悩ましさは、どれほど繰り返したとしても、目当てのキャラクターが必ず手に入るとは限らないという点にあります。SSRなどの高レアリティなキャラクターほど排出率が低く、その確率はゲームによって異なりますが、数%であることが多いです。


つまり、SSRを引き当てる確率はただでさえ低いうえに、複数存在するSSRキャラクターの中で1体だけを引く確率はより低くなります。


ゲーム開始後であれば10連ガチャを〇回引いたらSSRが獲得できるといった天井システムが実装されていることが多いですが、リセマラにおいては毎回ゼロからのスタートなので、天井システムが適用されません。


このため、どれほど時間を費やしても望みが叶わないことはあり得る、というリスクを知っておく必要があります。


規約違反やアカウント停止に注意が必要になる

一般的に、利用規約などでリセマラを明確に禁止事項とするゲームはほとんど見られません。しかし、運営側が定める利用規約を細かく確認すると、場合によっては違反行為と見なされるケースがあります。


特に問題となりやすいのは、自動で操作を行う外部のプログラムやマクロツールを使用すること、大量にアカウントを作ること、リセマラで作成したアカウントを売買することなどです。これらは不正利用と判断され、アカウント停止などの措置を取られる可能性があるので、絶対に避けてください。


ゲーム会社はリセマラをどう感じている?運営側の視点


ここでは、ゲーム会社がリセマラをどう思っているかについて、複数の視点から解説します。


リセマラ自体にサーバー負荷や不正利用のリスクがある

リセマラはダウンロードやインストールを繰り返す行為なので、サーバーや通信環境に負担をかけるリスクがあります。特にリリース直後のアクセス数が多い時期に、多くの人がリセマラを実施すると過負荷でサーバーダウンするリスクがあがります。そのため、ゲーム会社はリセマラを歓迎しません。


また、リセマラがアカウント売買の手段として利用されたり、非公認のツールを使ってリセマラが行われたりすることは明確に不正と捉えます。


個人の楽しみの範囲でリセットや再インストールを数回行う程度で処罰を考えるゲーム会社はありませんが、苦労して開発したタイトルを利用して不正に利益を得るような行為は、ゲーム会社としては看過できません。


リセマラ対策として引き直しガチャを導入するゲームもある

前の項目で書いたようなリセマラによるサーバーや通信環境への負荷を避けるために、ゲーム会社もさまざまな努力をしています。


代表的な例が、ゲーム開始直後に用意されている「引き直しガチャ」や「初心者向け高レア確定ガチャ」の導入です。


ユーザーとしては望むキャラクターが容易に入手できれば、時間や手間をかけてリセマラを行う必要はありません。そもそもリセマラ自体は楽しい行為ではないので、実施しなくて済むシステムがあることはユーザーにもメリットです。


ゲーム会社にとって重要なのは長く遊んでもらうこと

ゲーム会社が重視するのは、自社タイトルを長く楽しんでもらうことであり、運営型のタイトルほどその傾向は顕著です。基本無料のゲームは、できるだけ多くの人に長くプレイしてもらい、その中で課金してもらうことで利益を上げるビジネスモデルだからです。


そのため、リセマラによる負荷でサーバーダウンしてユーザーの不評を買う事態や、リセマラのストレスでゲーム本来の魅力が薄れるような事態は避けたいのが本音です。


前の項目で書いた、「引き直しガチャ」や「初心者向け高レア確定ガチャ」が実装されるのは、序盤の課金機会が減ったとしても長期的にプレイしてもらった方がメリットがあるからです。


まとめ

リセマラは、強力なキャラクターを入手してゲーム序盤の攻略を有利に進めることに役立ちますし、お気に入りのキャラクターを所持してゲームを楽しみたい人にとっても有効な手段です。


しかしその一方、多大な時間や手間を使う可能性がありますし、時にはゲームの新鮮な楽しみを損なってしまうという側面も持ち合わせています。


また、ゲーム会社にとってリセマラによるサーバーや通信環境への負荷は問題ですし、リセマラで作ったアカウントが売買されることも避けたいと考えています。


上記のような事情から、近年は引き直しガチャなどが実装されることが増えています。そのため、ゲームの特性やリセマラにかかる時間、ゲーム全体への悪影響を踏まえて、リセマラを行うとしても無理のない範囲で実施することをおすすめします。

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